おっしりーのおうち

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プライベートゾーンの洗い方に寄せられた疑問について

先日アップした「プライベートゾーンの洗い方」について、Twitterの引用リツイートなどで何件か疑問が寄せられていたので、こちらに私の見解を書こうと思います。

 

内容としてはこういったものでした。

 

①石鹸やボディーソープは使わないほうがいいのでは?

②デリケートゾーン専用ソープって弱酸性だからビオレで良くない?わざわざお金出して買う意味は?

③デリケートゾーン用のソープってシャンプーに入ってるような強めの洗浄成分だけどなぜか肌に優しいって書かれてる

 

といった疑問が寄せられていました。

基本的には個々人の体質や経済状況でソープの仕様の有無を決めて良いと思います。

 

①に関して

まず、プライベートゾーン(デリケートゾーンに当たる部分なので以下デリケートゾーンと表記します)には体の外側に当たる外陰部(女性は小陰唇より外側、男性は睾丸や陰茎)と体の内側に当たる粘膜(女性は小陰唇より内側、男性は亀頭)があります。

体の内側である「粘膜」は、非常にデリケートなので水のみで洗うのがベターです。また、女性の膣の中は自浄作用があるので基本的に洗わなくてもOKです。

体の外側にあたる「外陰部」は、皮脂汚れなど水だけでは洗い流せない垢が溜まっているので、少量のソープを使用して洗うと臭いやかゆみの原因が取り除けます。

ですが、あらゆるソープが肌に合わない方は無理に使用せず水のみで丁寧に洗い流すのでも結構です。

 

②に関して

もちろん体質に合うのであればビオレでも他のボディーソープでも良いと思います。

 

私は子供の頃からビオレでもなんでもない普通のボディーソープやただの牛乳石鹸を使ってきましたが、特にソープが原因で陰部に異常が起きたことはありません。

デリケートソープのほうがなんとなく安心という方や、体質的にデリケートソープが良いと思う方は、どうぞそちらを使用してください。

 

③に関して

ひとくちにデリケートソープと言っても色々なメーカーが出しているので、一体どの成分のことを言っているのか私にはわからないのですが、ご自身が望ましくないと思う成分が入っていないものを使用すれば良いと思います。

 

 

私の書いている情報はあくまで「選択肢」にすぎません。

その選択肢の中からどれを選ぶかはご自身の体と相談して決めてください。

体質は人によって千差万別です。誰にでも当てはまる完全無欠の正解など存在しません。

 

ちなみに、弱酸性ビオレは肌に優しいと言われていますが、私は弱酸性ビオレで洗うと肌がピリピリするのでよっぽどの事情がない限り使いません。

望ましいと言われているものでも自分に合わない場合があります。

(合わなかったやつは勿体ないので洗面所とか風呂桶洗うのに使います。)

 

でも、ビオレで問題ない人はビオレを使えば良いと思っていますから、私の体に合わなかったからと言って他人に「ビオレはやめとけ」とは言いません。

その他化粧品や食べ物など自分の身体に関わることについても同様です。

専門家の情報を参照しつつも、自分の体に合わないと判断したものは使わず、別のものを試す。そんな感じです。

 

私の場合はアレルギー反応など酷い状態になるわけではないので、シャンプーなどに関してはトライアンドエラーで自分にいいものを決めています。あとは予算で決めています。

 

世の中色々な情報が溢れていて、何が正解なのか分からないと思われる方もたくさんいらっしゃると思いますが、一発で正解を引き当てる必要はありませんしあなたの体に関する正解はあなた自身が教えてくれます。

どうか、ご自身の頭で考え、判断することを恐れないでください。

 

 

 

 

先生からの性暴力 こんなことになってるの!?

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■外からではわかりにくい学校の中の性暴力

 

石田さんが行った教師からの性暴力の実態を調査したアンケートでは、回答した726人中42.4%の人が、在学中や卒業後に教師から性的被害に遭ったと回答しています。

 

1対1だけではなく、指導の名目で複数の人間に被害を及ぼすこともあります。

 

平成30年には児童・生徒へのわいせつな行為で処分を受けた教員は過去最多の282人でした。

にも関わらず、問題を起こした人物が再び教師となってしまうケースもあります。

 

子供の頃に受けた被害はその頃は分からなくても大人になってから意味がわかり、PTSD(トラウマ)など多大な苦しみを引き起こします。

しかし、はるか昔に受けた被害なので、なすすべがなく泣き寝入りとなってしまう被害者は非常に多いです。

 

法律や制度など、難しいと思うかもしれませんが

制度を変えられるのは大人だけです。

 

↓石田さんの署名↓

www.change.org

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身近な人が被害にあったらどうすればいい?

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■まずは被害者の話を信じること


自分の身内や知っている人にもしも被害を相談されたら・・・まずできることの1つは「相手の話を信じる」ことです。

性暴力の被害にあった多くの人が「自分が悪かったのかもしれない」と自分を責める傾向にあります(性教育が浸透していない影響もあるかもしれません)

自分自身にそういった経験がなかったり、加害者が身内や知り合いの場合は信じられないという気もちになるかもしれません。

しかし、性暴力の多くは顔見知りや身内の犯行です。

また、日本では今まで性暴力が性暴力と認識されてこなかったせいで、法律的にも性暴力に該当する基準が厳しすぎるという現状があります。

 

まずは「あなたの話を信じる」「あなたは悪くない」と被害者の味方になりましょう。

そして、出来れば警察への通報や付き添いなど、できることをしてあげてください。

 

周囲の人間が「傍観しない」「見逃さない」「共に加害にNOと言っていく」ことで性暴力のない社会を作り上げていきましょう。

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どうやって知る?嫌だのサイン

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■「いやだ」がハッキリと分からないときは

年齢が小さすぎて、被害だと認識できない子どもには具体的に

「キスしてきたりプライベートゾーンを触ってくる人は危ないから、助けてって言ったり逃げようね。もし誰かにそういうことをされたり、されそうになったら教えてね」

と言っておきましょう。

 

また、突発的に性犯罪などに巻き込まれた場合や、普段から感情を我慢してしまう性格の人、そもそも身内や知り合いから日常的に虐待を受けている人(受けてきた経験を持つ人)などは、防衛反応で無意識に感情をシャットアウトしてしまうことが多いです。

 

自分が何を感じているかハッキリと分からなくても

・食欲減退

・興味の薄れ

・理由はわからないけど涙が止まらない

・原因不明の熱や体の痛み

自傷行為

などで体はSOSを訴えかけてきます。

 

被害と向き合うことは勇気と労力が必要です。

しかし、ずっと我慢して放置するとどんどん自分の体と心がボロボロになっていき、回復にとても時間がかかります。

 

被害を受けてから時間が経っていない場合で、体液などの証拠が残っている方はすぐに警察へ行くのが有効です。

被害を受けてから時間が経ってしまった方は、相手がわかっている場合は弁護士へ相談して法的な措置(慰謝料請求や接見禁止など)を取ることが出来ます。

 

1人で判断するのが怖い方は「ワンストップセンター」や「性犯罪被害相談電話」へ相談をしてみましょう。

 

www.gender.go.jp

 

www.npa.go.jp

 

個人的な経験から言うと、現行犯以外(時間が経っていて証拠も残っていない)はいきなり警察ではなくワンストップセンターなどへ先に相談するほうが門前払いを喰らってショックを受けなくて済みます。

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